Texas InstrumentsのCC2640R2Fデバイスはワイヤレスマイクロコントローラ(MCU)で、Bluetooth 4.2とBluetooth 5 low-energyアプリケーションを対象としています。
このデバイスは、費用効果の高い2.4GHz RFデバイスのSimpleLink超低電力CC26xxファミリのメンバーです。 非常に低いアクティブRFとMCU電流や、低電力モード電流消費は優れた電池寿命を提供し、小型コイン電池や環境発電アプリケーションでの動作を可能にします。
SimpleLink Bluetooth low energy CC2640R2Fデバイスには、メインプロセッサとして48MHzで動作する32ビットArm Cortex-M3コア、およびユニークな超低電力センサコントローラを含む豊富なペリフェラル機能セットが含まれます。 このセンサコントローラは、残りのシステムがスリープモードにある間の、外部センサのインターフェース用とアナログおよびデジタルデータの自律的な収集用に最適です。 従って、CC2640R2Fデバイスは、長い電池寿命、スモールフォームファクタ、使いやすさが重要である広範なアプリケーションに好適です。
CC2640R2FワイヤレスMCUの電力とクロック管理、そして無線システムは、正常に動作するためにソフトウェアによる特定の構成や処理を必要とするので、TI-RTOSで実装されています。 TIは、このデバイスのすべてのアプリケーション開発向けに、このソフトウェアフレームワークを使用する事を推奨します。
Bluetooth low energyコントローラとホストライブラリは、ROMに組み込まれ、Arm Cortex-M0プロセッサで一部が実行されます。 このアーキテクチャは全体のシステム性能と消費電力を向上し、アプリケーション用にフラッシュメモリの大部分を解放します。
Bluetoothスタックと完全なTI-RTOSとデバイスドライバがソースコードで、www.ti.comから無料で入手可能です。
特長
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- ●マイクロコントローラ
- ・強力なArm Cortex-M3
- ・EEMBC CoreMarkスコア:142
- ・最大48MHzのクロック速度
- ・128KBのインシステムプログラム可能フラッシュを含む275KBの不揮発性メモリ
- ・最大28KBのシステムSRAM、その内20KBは超低リーク電流のSRAM
- ・キャッシュまたはシステムRAM向けの使用のための8KBのSRAM
- ・2ピンcJTAGおよびJTAGデバッグ
- ・Over-The-Air(OTA)アップグレードをサポート
- ●超低電力センサコントローラ
- ・残りのシステムから自律的に実行可能
- ・16ビットアーキテクチャ
- ・コードおよびデータ用の2KBの超低リーク電流SRAM
- ●より多くのフラッシュをアプリケーション用に利用可能にするための、効率的なコードサイズアーキテクチャ、ROM内にドライバ、TI-RTOS、およびBluetoothソフトウェアを配置
- ●RoHS対応パッケージ
- ・2.7mm×2.7mm YFV DSBGA34(14 GPIO)
- ・4mm×4mm RSM VQFN32(10 GPIO)
- ・5mm×5mm RHB VQFN32(15 GPIO)
- ・7mm×7mm RGZ VQFN48(31 GPIO)
- ●外部システム
- ・オンチップ内部DC/DCコンバータ
- ・非常に少ない外付け部品
- ・SimpleLink CC2590およびCC2592レンジエクステンダとのシームレスな統合
- ・4mm×4mmおよび5mm×5mmのVQFNパッケージでSimpleLink CC13xxとピン互換
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