LoRaで構築するIoTシステム
 

　マルツエレック株式会社ではLoRa通信規格を活用したIoTシステム全体の構築を受託致します。

　あらゆるものをインターネットにつなげるIoT（Internet of Things）。これを実現するためには無線通信技術が不可欠です。

　LoRaはIoTネットワークのための、Low Power, Wide Area（LPWA：低消費電力、広エリア）の無線通信規格です。米国の半導体メーカーSEMTECHやIBM、ルネサス エレクトロニクスがスポンサーメンバーとして参加するLoRaアライアンスによって提唱されています。日本国内では株式会社ソラコムがLoRaWANを使用した IoT向けデータ通信サービスを提供しています。

　LoRaWANは、日本国内では免許不要の920MHz帯を利用し、最大で10km程の長距離通信が可能という優れた特徴があります。また低消費電力で駆動するシステムであるため、電源まわりの制約からの自由度も高まります。下図のように各種センサーとLoRaモジュールを組み合わせ、LoRa Gateway経由でインターネットに接続することができます。

　マルツエレックでは、LoRaを活用したIoTシステムの構築を承ります。

　お客様が必要とする特殊なセンサーモジュールのカスタム設計、製造から、LoRaを含むセンサーシステムの電源システムの構築、そしてクラウドとの通信まで、トータルでシステムを構築致します。

　特に弊社は電源周りの回路設計を得意としています。IoTシステムを実環境中に設置する場合、ACライン（いわゆる電源コンセント）を確保出来ないことが多々あります。また頻繁に電池交換ができない場所に設置することもあります。この場合、例えば太陽光発電と蓄電池を組み合わせた環境発電（エナジーハーベスティング）の仕組みを構築することで、実用性の高いシステムを実現できます。

　弊社はエナジーハーベスティングの分野で高い技術力を備えています。実環境中へのセンサーネットワーク等、IoTシステムの設置に関してお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。