SmartBugマルチセンサワイヤレスモジュール

　InvensenseのSmartBug(MD-42688-P)は、TDK MEMSセンサとアルゴリズムを活用して、幅広いIoTアプリケーションを実現するマルチセンサワイヤレスモジュールです。

　このモジュールは、6つのセンサ、強力なワイヤレス(BLE)MCU、7つのアルゴリズム駆動機能、充電式バッテリをすべて小さなてんとう虫型の筐体に組み合わせています。Wi-Fiモジュール、SDカードスロット、TDKの超音波センサを含むアドオンボードのオプションも付属しています。

　これは、信頼性の高いスマートなセンサデータにすばやく簡単にアクセスできる便利なモジュールです。各センサとアルゴリズムからのデータは、プログラミング、はんだ付け、または追加の変更を必要とすることなく、すぐにアクセスできます。これにより、IoT製品の開発者、アルゴリズムの開発者、センサデータの愛好家が、実際のアプリケーションのシグネチャ、環境の変化、マルチセンサ/アルゴリズムの動作をよりよく理解するうえでの完璧な触媒になります。

　これにはICM-42688-P 6軸IMU、湿度センサ付きICP-10100圧力センサ、温度センサ、磁気センサ、TDKのオプションのCH-101超音波センサが含まれ、オールインワンセンサソリューションが完成します。このモジュールの独自の機能とは、カスタマイズされた調整パラメータを使用したIoTセンサアルゴリズムからスマートセンサデータを提供することです。アルゴリズムには、ドアの開閉検出、6軸/9軸センサの融合、資産の監視、HVACフィルタの監視、歩数計、活動の分類、ジェスチャ、エアマウスの監視が含まれます。

　SmartBugのデータと出力は、同様にSmartBugとも呼ばれるWindows 10アプリケーションで簡単に視覚化、ストリーミング、および記録できます。このアプリケーションは、Microsoft Storeから無料でダウンロードできます。このアプリケーションは、ユースケースに応じて、BLE、Wi-Fi、またはUSBからデータを取得するための優れた柔軟性を提供します。SDカードのロギング機能により、Windows 10アプリケーションを使用せずに、データ(最大32GB)の自律ロギングも可能です。