P3A9606JKデュアル双方向I3C/I2C SPIトランスレータ

　NXPのP3A9606JKは、自動方向検出機能を備えた2ビットのデュアル電源変換トランシーバで、従来のオープンドレインI2Cバス/SMBusアプリケーション、オープンドレインとプッシュプルの組み合わせ12.5MHz I3Cバスアプリケーション、またはプッシュプルSPIアプリケーション(2つのデバイスを使用)の双方向電圧レベル変換を可能にします。

　両方のVCC(A)およびVCC(B)は、0.72V～1.98Vの任意の電圧で供給できるため、このデバイスは任意の低電圧ノード(0.8V、1.2V、1.8V)間の変換に適しています。1つの出力イネーブル入力(OE)によって制御される2つの1ビット入出力ポート(AnとBn)を備えています。

特長

• • ●広範な電源電圧範囲
    　　・VCC(A)：0.72V～1.98V
    　　・VCC(B)：0.72V～1.98V；VCC(A)≤VCC(B)
    ●IOFF回路は、部分的なパワーダウンモード動作を提供
    ●入力は1.98Vまでの電圧を受け入れ、1.98Vまでの過電圧耐性を発揮
    ●I3C、I2Cバス、SMBus、SPIデバイス向け提供される電圧レベル変換
    ●－40°C～+85°C、－40°C～+125°Cに仕様規定
    ●ESD保護
    　　・HBM JESD22-A114Eクラス2は2000Vを超過
    　　・CDM JESD22-C101Eは1000Vを超過
    ●JESD 78B クラスIIにより、100mAを超えるラッチアップ性能
    ●0.35mmピッチ、X2SON8 1.35mm×1.0mm×0.32mmパッケージで利用可能
    
    I2Cバスレベル変換
    
    
    I3Cバスレベル変換
    
    
    SPIレベル変換