PCIe NVMe FerriSSD

　Silicon MotionのPCIe NVMe FerriSSDは、PCIe Gen3 x4 NVMe 1.3をサポートするSM689と、PCIe Gen 3 x2 NVMe 1.3をサポートするSM681で構成されています。高性能のミッションクリティカルなアプリケーション向けに最適に設計されています。

　PCIe NVMe FerriSSDは、業界で実績のあるコントローラ技術、NANDフラッシュ、およびパッシブコンポーネントを1つの小型BGAパッケージに統合して、NAND技術の移行に関する問題から保護しながら、設計作業を大幅に簡素化して製品化までの時間を短縮します。

　SM689は、データの冗長性を備えた組み込み型ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)と、最大1.45Gbpsの順次読み取り速度および最大650Mbpsの順次書き込み速度を示すPCIe Gen3 x4インターフェースをサポートします。

　SM681は、ホストメモリバッファ(HMB)を介してDRAMのような性能を維持しながら、DRAMを排除することにより、低コストと高性能の最良のバランスを特長としています。

　どちらも3Dトリプルレベルセル(TLC)、マルチレベルセル(MLC)、シングルレベルセル(SLC)モードで利用できます。独自の柔軟な設計は4GB～256GBの範囲の複数容量構成をサポートでき、Silicon Motion独自のエンドツーエンドのデータ保護、エラー訂正コード(ECC)、データキャッシング技術を使用したエンタープライズグレードの高度なデータ整合性と信頼性機能を含みます。

特長

• • ●プラグアンドプレイは使用前にformat/fdiskのみが必要
    ●スペースに制約がある設計のための小さなフットプリント
    ●NAND世代交代による再認定コストを排除
    ●安全なデジタル署名を介して入手可能なリモートファームウェアアップデート
    ●柔軟なTLC、MLC、SLCモード、設定可能な容量によるコスト削減
    ●堅牢で信頼性が高い(可動部品なし)
    ●S.M.A.R.T.および高度なSSDテレメトリロギング機能をサポート
    ●IntelligentScanとDataRefreshがデータの整合性を強化
    ●回復アルゴリズムによる完全なエンドツーエンドのデータパス保護
    ●グループページRAIDを備えた第4世代低密度パリティチェック(LDPC)ECCエンジン
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    応用
    
    ●車載インフォテインメント(IVI)
    ●産業用ハンドヘルド機器
    ●ファクトリーオートメーション：ヒューマンマシンインターフェース(HMI)
    ●ビデオアーケードゲーム
    ●マルチファンクションプリンタ
    ●テスト計測器
    ●監視(DVR)
    ●医療機器
    ●ポイントオブセール(POS)
    ●サーバ
    ●シンクライアント
    ●キオスク