ABLICのS-19315/S-19316シリーズは、それぞれ2.0μA(標準)と2.2μA(標準)の低自己電流消費を実現します。これは、ECUのスタンバイ消費の削減にとって理想的です。SENSEピンの45Vという高い耐電圧により、電圧監視のために12Vバッテリに直接接続できます。
小さなパッケージSOT-23-5(2.8mm×2.9mm)により、ユーザーは必要な取り付けスペースを減らすことができます。ユーザーは、監視のニーズに最適なLDOシリーズを選択できるようになりました。
・S-19315シリーズ:SENSEピンを監視
SENSEピンに接続されたデバイスの電圧を監視可能。入力と出力の両方で過電圧と低電圧の監視を実現
・S-19316シリーズ:内蔵LDOの入力電圧を監視
入力電圧の電圧降下を迅速に検出
レギュレータブロックの機能
-
- ●出力電圧
・S-19315:1.0V~5.3V、0.1Vステップで選択可能
・S-19316:Aタイプ:1.0V~5.3V(0.1Vステップで選択可能)、Bタイプ:1.8V~5.3V(0.1Vステップで選択可能)
●入力電圧:3.0V~36.0V
●出力電圧精度
・±0.03V(1.0V≤VOUT(S)<1.5V、TJ=-40℃~+125℃)
・±2.0%(1.5V≤VOUT(S)≤5.3V、TJ=-40℃~+125℃)
●出力電流
・40mAを出力可能(1.0V≤VOUT(S)<2.0V、VIN≥4.0V)
・40mAを出力可能(2.0V≤VOUT(S)≤5.3V、VIN=VOUT(S)+2.0V)
●内蔵の過電流保護回路:出力トランジスタの過電流を制限
●内蔵サーマルシャットダウン回路:検出温度+160℃標準
検出器ブロックの機能
●検出電圧:3.0V~11.3V(0.1V単位で選択可能)
●動作電圧
・S-19315:3.0V~36.0V
・S-19316:Aタイプ:1.8V~36.0V、Bタイプ:2.5V~36.0V
●検出電圧精度:±2.0%(TJ=-40℃~+125℃)
●出力フォーム
・S-19315:Nchオープンドレイン出力
・S-19316:Nchオープンドレイン出力、CMOS出力
全体の特長
●電流消費
・S-19315:動作中:2.0μA(標準)(TJ=-40℃~+125℃)
検出器検出中:0.5µA(標準)(TJ=-40℃~+125℃)
・S-19316:2.2μA(標準)(TJ=-40℃~+125℃)
●動作温度範囲:TA=-40℃~+125℃
応用
●車両駐車中(エンジンオフ時)に断続的に動作するデバイス
・EFI(電子燃料噴射)
・BMS(バッテリ管理システム)
・ドアハンドルセンサ
●時間管理アプリケーション
・メータ
・カーナビゲーションシステム
・TCU(テレマティック制御ユニット)
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