自動住宅または建物HVACシステム用のマスターアクチュエータ

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自動住宅や建物HVACシステム用のマスターアクチュエータ
Renesasのマスターアクチュエータは、さまざまな設定のHVACシステム向けの設計

　Renesasは、自動住宅や建物HVACシステム用のマスターアクチュエータMCUと評価ボードを提案します。マスターアクチュエータユニットは、システムの頭脳です。スレーブアクチュエータユニットのすべての機能を実行し、次のような他の機能を備えています。

- ●屋内センサユニット、屋外センサユニット、スレーブアクチュエータユニットからのすべてのセンサデータを収集
- ●IPゲートウェイがマスターアクチュエータに実装されている場合、または個別に実装されている場合は、インターネットから追加の気象情報を収集することも可能(自動住宅や建物HVACシステムのIPゲートウェイ、EU081を参照)
- ●アルゴリズムや最新の組み込み人工知能(AI)テクノロジを使用した、流れの方向(イン/アウト)、温度など、各スレーブアクチュエータユニットの設定値の計算/決定
- ●各スレーブアクチュエータとマスター自体の設定値の提供
- ●BluetoothやWebインターフェースによるミラーリングも可能となるシステム全体のローカル(グラフィカル)GUI
- ●リアルタイムクロック(RTC)と、曜日、時間、休日などに応じた、さまざまな動作モードのセンサ/アクチュエータユニットへのその配布

　システムの観点からは、マスターアクチュエータとスレーブアクチュエータは同じハードウェアとソフトウェアを持つことができます。この場合のマスターは、特定のデバイスというよりは役割であり、元のマスターに障害が発生した場合に別のスレーブアクチュエータがマスターの役割を引き継ぐ可能性があるため、単一障害点を表すものではありません。ただし、システムごとに一度に1つのマスターのみが存在する必要があります。

特長

- ●RX23W MCUは、Bluetooth 5メッシュ通信を実現
- ●マスターアクチュエータは、外部で実現されない場合、HTTPSやMQTTなどの安全な通信メカニズムを使用してイントラネット/インターネットへの統合ゲートウェイを持つことが可能(必須ではありません)(自動住宅や建物HVACシステムのIPゲートウェイ、EU081を参照)。このような場合、次のテクノロジの1つまたは複数を使用可能
- 　・Wi-Fi(IEEE 802.11)、ThreadやZigbee(IEEE 802.15.4)、Ethernet(IEEE 802.3)、LTE-M/-NB(地域や利用可能なプロバイダに応じて)、LoRaWAN
- ●電源装置の場合、通常、ファン/HVACに主電源が必要(たとえば、ビル制御システムからの230V_ACまたは110V_ACまたは24V_DC)

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