MLX91220/MLX91221第2世代の絶縁型統合電流センサ

　MLX91220/MLX91221は、Melexisファクトリトリミングで定義された出力モードの柔軟性を提供します。車載用アプリケーションは通常、レシオメトリックアナログ出力電圧を好みますが、産業用アプリケーションは、基準電圧を中心に構築された固定感度に依存することがよくあります。出力モードはファクトリトリミングされており、直感的な製品注文コードで選択できます。

　現在の主流となっているセンサとは異なり、MLX91220/MLX91221は強磁性コンセントレータに依存していません。代わりに、内部差動センシングの概念を使用して、統合された一次導体によって生成された磁場を検出します。この差動コンセプトは、高レベルの漂遊磁場耐性も提供し、センサが近接する漂遊磁場の影響を受けにくいため、高密度のパワーエレクトロニクスを可能にします。

特長

• • ●300kHz帯域幅で、50A_RMS未満のさまざまな電力変換アプリケーションに適合
  • ●デュアルオンチップ過電流検出(OCD)機能
  • ●強磁性コンセントレータへの依存は不可。代わりに、内部差動センシングの概念を使用して、統合された一次導体によって生成される磁場を検出
  • ●ホール効果ベースの電流センサ

応用

• • ●車載充電器(OBC)
  • ●DC/DCコンバータ
  • ●小型電気デバイス
  • ●電源