SCD40 CO2センサ

　Sensirionには、CO₂センシングの画期的な進化を可能にした、センサの小型化に関する深い専門知識があります。SCD40のフットプリントはわずか10.1mm×10.1mm×6.5mmで、先行モデルのSCD30と比較して5分の1に小型化されています。光音響センシングの原理を使用すると、センサの性能を損なうことなく、光学キャビティの寸法が大幅に縮小されます。

　また、SCD40 CO₂およびRH/Tセンサは、2つの追加センサ出力を提供する高品質の湿度/温度センサを組み込むことにより、Sensirionの卓越した環境センシングの専門知識を活用しています。その比類のないサイズと前例のない価格性能比により、SCD40はIoT、自動車、HVAC、家電、消費財などの現在および将来のCO₂センシング市場に最適なセンサです。

　新しいエネルギー基準と断熱性の向上により、建物のエネルギー効率はますます向上していますが、代償として空気質の悪化が加速しています。高CO₂レベルは人間の健康と生産性を損なうため、CO₂は屋内空気質の重要な指標です。商用および住宅部門の空気交換器とスマート換気システムは、CO₂センサを使用し、最もエネルギー効率が高く、人に優しい方法で換気を調整します。

　さらに、CO₂センサは屋内空気質の監視に不可欠な役割を果たすため、IAQモニタ、空気清浄機、スマートサーモスタットに統合できます。SCD40ミニチュアCO₂およびRH/Tセンサソリューションは、製品設計アプローチに革命をもたらし、膨大な数の新しいアプリケーションの基盤を構築します。